原创 日ごろＣＤショップに足を運ばない層が

宮本亜門氏（５１）が初めて演出する音楽劇「三文オペラ」の制作発表会見が２７日、都内で行われた。東京?渋谷「シアターコクーン」でも初めて手掛ける宮本は、「挑戦しがいがある。露骨にキャストの魅力を垂れ流す。生々しく見せる」と抱負を語った。ほか三上博史（４６）安倍なつみ（２７）松田美由紀（４７）らが出席。チャットレディー公演は４月５～２９日、Ｂｕｎｋａｍｕｒａ２０周年記念企画として同劇場で。ツアー初日にして動員数が最大規模となったこの日のライブは、Salyuが歌手活動を始めてからの10年間を振り返りながら進行された。15歳のときに歌手を志した彼女は、オーディションなどを受け続けるがうまくいかず、17歳のときに音楽プロデューサーの小林武史と出会い、道が開いた。その後、映画『リリイ?シュシュのすべて』（岩井俊二監督）のプロジェクトとしてLily Chou-Chou名義で2枚のシングルとアルバムをリリース。2004年にSalyuとしてデビューした。ツアーは、3月20日(金?祝)三郷市文化会館より再開し、22日(日)札幌市民ホール、27日(金)広島ALSOKホール4月3日(金)?4日(土)大阪 厚生年金会館 大ホール、8日(水)神奈川県民ホール、包茎福岡サンパレス、12日(日)仙台イズミティ21、17日(金)愛知県芸術劇場大ホール、19日(日)新潟県民会館で行われる。TOWA TEIがニューアルバム「BIG FUN」の発売を記念して、ナタリーPower Pushに登場。アルバム制作について、また音楽制作に対する姿勢についてなど、さまざまな質問に答えている。ユニバーサルミュージック共同（東京都港区）は３月から、小売店などと連携し、「オトナの音楽」と題した大型キャンペーンを約１年間にわたって展開する。４３００万人以上といわれる４０～６４歳の層をターゲットに、「オトナ」をキーワードとした新たなソフトの投入や店頭での販促活動を実施。また、「音楽ソムリエ」制度の導入などを通じＣＤとＤＶＤの潜在需要を掘り起こす。徳永英明ら成熟した大人の歌を歌える実力派は「エイジフリー?アーティスト」と呼ばれている。こうしたアーティストによるカバー楽曲を集めたＣＤ「オトナのアイのうた（仮称）」を製作するほか、ジャズやクラシックなどでも同様の新作ＣＤを相次いで投入。キャンペーン第１弾では、新旧合わせて４０作品を対象に、購入者に抽選で旅行などの商品をプレゼントする。また、小売店の従業員教育を強化し、日ごろＣＤショップに足を運ばない層が、商品を買いやすくする売り場づくりを推進。
このほか、年配の来店客からの問い合わせに的確に応対できる、音楽ソムリエの育成を目指す。２位のソニー?ミュージックエンタテインメントが力を入れるのは、昨年１２月に発売した高品質ＣＤ「Ｂｌｕ－ｓｐｅｃ　ＣＤ（ブルー?スペックＣＤ）」。「より良い音質で音楽を楽しむという提案を通じて、市場の活合宿免許めざす」（古沢清コーポレイト?エグゼクティブ）考えだ。３位のユニバーサルミュージックは、大型キャンペーンに加え、新たなビジネスモデルの確立も目指す。武器はクラシックやジャズの豊富なコンテンツ。異業種と提携し、これらの音源を活用した新たなサービスの提供を模索する。小池社長は０９年を、「（あらゆる分野で稼ぎ出す）三百六十度モデルを固める元年」と位置づけている。このイベントには、タワーレコード全店でシングル「朝が来る前に」と秦の初単行本「新しい歌」を同時購入した人の中から抽選で150人を招待。雑誌「音楽と人」編集長?金光裕史の司会のもと、単行本制作時に宮崎を訪れた際、母親と遭遇したことや小学生のときのクラスメイトが母校の先生になっていたエピソードを披露し会場を大いに沸かせた。月にデビュー２０周年を迎える人気ユニット音楽制作　ＣＯＭＥ　ＴＲＵＥが、シングル「ＧＯＯＤ　ＢＹＥ　ＭＹ　ＳＣＨＯＯＬ　ＤＡＹＳ」（２５日発売）で音楽界初のミュージックビデオ（ＭＶ）を完成させた。同シングルには、ドリカムと女優の多部未華子（２０）、オレスカバンド、ＦＵＺＺＹ　ＣＯＮＴＲＯＬがそれぞれ違うアレンジで歌う４曲を収録。ＭＶではこの４曲をひとつにつなげ、フォーク、スカ、ロックなど４変化する。ドリカムはＭＶに歌声だけ“出演”しているが、多部、オレスカ、ファジコンは映像にも出演。３組は都内近郊の大学で歌唱シーンなどを撮影した。ＮＨＫ朝の連続テレビ小説「つばさ」（３月３０日スタート）のヒロインを務める多部は、卒業式を迎えた生徒役も担当。撮影は１月２５日の誕生日の前日に行われ「１９歳最後のお仕事がドリカムさんのＭＶ。今後、振り返るたびに、こんなにすてきな仕事をやっていたと思えます」と笑顔。さらに「番組収入を上げて，収益を確保していきたいと思っている。（3月末に放送するフジテレビ開局50周年記念番組の）『黒部の太陽』は，15分（のCM枠）があっという間に売り切れた。内容が良いものを作れば，売り上げは上がる」として，広告不況においても魅力的な番組を制作すればCM枠の買い手が現われるという見解を示した。続けて，「（CM枠の）提案型の営業を強化したい。
クロスメディア（展開）など，フジサンケイグループ，フジ?メディアHDの特色を生かしたもので収益を上げていく」と述べた。 広告外収入については，「『ダイハツ ドラリオインプラント 岐阜ルク?ドゥ?ソレイユ』（の公演）が間違いなく収益を上げると思っている。これまで，ほぼ満席が続いている。映画事業についても手堅くいきたい」とした。関連会社の事業動向に関しては，「収入が上がってきた。（通販会社の）ディノスも（映像?音楽ソフトメーカーの）ポニーキャニオンも回復基調にある。引き続き収益性を高めていきたい」という意向を示した。舞台で演技をする歌手はさらに大変だ。歌手でありアクロバットもこなすマリー?ミシェル?ファベールは、日本公演用に天井から垂らした２本の布によじ登り、体を絡めて歌うエアリアル?シルクを練習していた。「体をねじりながら肺にきちんと空気をためるのは、大きな挑戦。でも単なる“絵”ではない、内面の深いところを感じてほしいの。 解説によれば、そこでは黛氏の友人、小澤征爾氏がＶＴＲで登場とのこと。同氏はレナード?バーンスタインのアシスタント時代、『饗宴』を指揮した経験があり、当時を振り返る氏から人事給与いエピソードが語られる由。かねてから、地元の音楽をもっと広めようという動きはあるし、関わる人達はそれぞれに熱意を持っている。ところが、例えばテレビやラジオで番組を作ったとしても、放送時間はやはりメインとなるすでにインディーズに興味のある人達を対象とした深夜が多くなるし、雑誌などもまたしかり。それ以外の人達には「自分の生活の枠には入らない事柄」としか映らない。多少、興味が湧いたとしても、わざわざ時間を確認して普段は観ていない番組を観ようというというのは、ほとんどあり得ないだろう。せっかくのこうした機会である。僕はすでにインディーズに興味を持っている人よりも、むしろまったく知らないという人達にぜひアクセスしてもらいたい。一言にインディーズと言っても音楽性は多種多様。パンクバンドもいれば、弾き語りもあり、昔ながらのフォークソング?スタイルからヒップホップまで揃っている。中には、若者よりも中高年に支持されそうな音楽性を持ったアーティストが、なかなかそうした人達にまで届ける術を持てないまま頑張っていたりもする。スタートしたばかりの「オトキタチャンネル」では、そうした多彩なアーティストの音楽がどんどん紹介されていくだろう。